立憲民主党の蓮舫氏(54)が9日、ツイッターを更新。幼い双子の女児を育てる元バレーボール女子日本代表の大山加奈さん(38)がベビーカーでバス利用をする際の問題を訴えたことを受け、「ぜひ、多胎児育児にご理解をお願いします」と求めた。

大山さんは7日、インスタグラムで、双子用ベビーカーでバスを利用しようとしたところ、後部のドアを開けてもらえず乗車拒否を受けたという出来事を告白。その後、自力でベビーカーを持ち上げて別のバスに乗車できたものの、降車の際には運転手は手を貸してくれなかったといい、涙を流したことを明かしていた。

公共機関でのベビーカー利用の是非はネット上でもたびたび議論になるが、「きっとこれを書くとまた子連れ様とか双子ベビーカーで公共交通機関使うなとか言われるんだろうな。公共交通機関って誰でもいつでも利用できるものではないんですかね。本当にもっと優しい世の中にならないかな。こんな思いをしている親御さんたちや車いすの方たちたくさんいると思うのです」と大山さん。「だから批判も来るだろうけどこうして声を上げていきます!! こんな投稿ひとつで何か変わるかはわからないけれど…困っている人が少しでも救われますように。みんなが暮らしやすい社会になりますように」とつづっていた。

この投稿はネット上でも話題となり、同じく双子の母親である蓮舫氏も言及。「双子のベビーカーは安全性からも大きく重い。私の双子育児の時はベビーカーで10キロ、子ども2人の体重を足すと20キロを超えます。2人をおんぶに抱っこできるのは成長と共に限界があり、病院等への外出はベビーカーがないと無理。ぜひ、多胎児育児にご理解をお願いします」と呼びかけた。