日本将棋連盟は3日、22年の獲得賞金・対局料ランキングを発表した。最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)は1億2205万円で初めてランキング1位になり、自身初の1億円プレーヤーとなった。

21年は6996万円でランキング3位だったが、初めて1位になった。

昨年、王将のタイトルを獲得し、叡王、棋聖、王位、竜王のタイトルを防衛した。現在、初防衛をかけて羽生善治九段(52)の挑戦を受ける、第72期ALSOK杯王将戦7番勝負では2勝1敗とリードしている。5日からは史上最年少6冠を目指し、渡辺明棋王(名人)に挑戦する棋王戦5番勝負が始まる。

ランキング2位は渡辺の7063万円。3位は豊島将之九段の5071万円。