将棋の藤井聡太竜王(王位・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が渡辺明名人(39)に挑戦する第81期名人戦7番勝負第4局が21日、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で始まった。シリーズの対戦成績は藤井の2勝1敗。藤井が史上最年少名人&7冠に「王手」をかけるか。4連覇を目指す渡辺が連勝で追いつくか。シリーズの流れを左右する注目の対局が始まった。
午前9時、立会人の深浦康市九段(51)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、心を整えてから飛車先の歩を突いた。渡辺は角道を開けた。
第1局、2局では渡辺が雁木、矢倉模様と作戦を練ってきたが、藤井が終盤で抜け出して連勝した。第3局は力戦となり、渡辺が逆襲の1勝を挙げた。両者の対戦成績は藤井の18勝4敗。
対局は持ち時間は各9時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は22日午前9時に再開する。【松浦隆司】

