元阪神の投手、川尻哲郎さん(54)が店主を務める東京新橋の飲食店「TIGER STADIUM(タイガースタジアム)」では14日、多くのファンが集まり悲願のアレ達成に喜びを爆発させた。
「アレ!アレ!タイガース!」。大歓声が店内に響き、ジェット風船が宙を舞った。川尻さんは集まった約60人の虎党たちと歓喜の瞬間を分かち合い、涙する妻の陽子さんを抱き寄せた。川尻さんは「どうなるか正直不安がありましたけど、監督を始め、選手、コーチを信じたかいがありました」としみじみ。盛り上がる店内を見回し「本当にうれしい。こういうファンたちに支えられている」と話した。
「ここが甲子園だと思って!」。ファンとスタッフたちは一丸となってエールを送った。声をからして応援歌を歌い、阪神の好プレーの度にメガホンをたたいて響かせた。川尻さんは「待ちに待った18年ぶりの『アレ』なので。ファンの皆さんの喜ぶ顔がみたい。今日は仕事よりも応援が主体です」。川尻さんは「2023 Tigers アレ」と書かれた優勝記念Tシャツをファンたちに配布。京都出身という小橋龍介さん(23)は「これまで何回も優勝を逃していて、一生見られないと思った。新卒で東京来た瞬間に優勝しよった。そんな阪神が大好き!」と笑った。
店には元阪神の的場寛一さん(46)も来店。熱気に満ちた店内で優勝の瞬間を見届けた。的場さんは「一緒にやってきた監督やスタッフの姿を見るとうれしいですね」と話し「全国津々浦々に阪神ファンがいるんだと改めて思いました。現役の時よりもファンの方を近くに感じています」と語った。

