立憲民主党の小沢一郎衆院議員は7日、泉健太代表が講演で「5年で政権交代を考えている」と発言したことに不快感を示した。
「野党第1党が次の総選挙で政権を目指さないと言ったら、国民はどう思うか。支持するやつなんかいない」と批判。「最初から無理だとあきらめているのか」「ばかばかしい」とも口にした。
6月に立ち上げ、自ら会長に就任した新たな政策グループ「一清会」の会合後、国会内で報道陣の取材に答えた
泉氏は4日、法大で講演した際、聴衆の質問に答える形で「5年で政権交代を考えている」と述べた。「前回の衆院選で150議席を取っていれば、次は当然政権交代、と言いたいが、もう1回、党を再生するには手順が必要だ」「次の総選挙でしっかりと基盤を築き、ホップ、ステップで(政権を)取れるというものを目指す」などと述べた。
ただ、政権交代を目指すはずの野党第1党代表の発言だけに、党内では批判や疑問の声も多い。反響の大きさもあってか、泉氏は5日に自身のX(旧ツイッター)を更新。「5年後、ではないのです。当然『1日も早く』であり、『必ず5年以内に』です。国民に寄り添い、国民のために働く政府を作るため、立憲民主党は、今もこれからも取り組みを続けます」と投稿、釈明する事態に追い込まれた。
小沢氏は今年7月にも、泉氏の次期衆院選に向けた候補者擁立作業が積極的ではないとして、執行部の対応を批判している。

