伊藤匠叡王(22)への挑戦権を争う、将棋の第10期叡王戦挑戦者決定戦、糸谷哲郎八段(36)対斎藤慎太郎八段(31)戦が18日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた。対局は午後3時47分、111手で先手の斎藤が勝ち、このタイトル戦初の挑戦権を獲得した。

斎藤は2018年(平30)度に王座を獲得。21、22年と連続で名人戦に挑戦している。叡王戦では第6期の挑戦者決定戦に進出したが、藤井聡太現7冠に敗れた。今期は八段予選からスタート。ベテラン北浜健介、師匠の畠山鎮、昨年の竜王戦挑戦者である佐々木勇気を下して本戦入り。1回戦で大橋貴洸七段、準々決勝で豊島将之九段、準決勝では王将戦と名人戦に連続挑戦の永瀬拓矢九段を倒して、ここまで勝ち上がった。

藤井聡太7冠のいないタイトル戦は22年8~10月の王座戦5番勝負、永瀬拓矢王座対豊島将之九段戦以来となる。

5番勝負の日程は以下の通り。

◆第1局 4月3日、名古屋市「神楽家」

◆第2局 4月19日、石川県加賀市「アパホテル&リゾート 佳水郷」

◆第3局 5月4日、名古屋市「か茂免」

◆第4局 5月26日、千葉県浦安市「ハイアットリージェンシー 東京ベイ」

◆第5局 6月14日、千葉県柏市「柏の葉カンファレンスセンター」