昨年の東京都知事選で全体5位の約15万票を集めたAIエンジニア安野貴博氏(34)は8日、都内で会見し、今夏の参院選比例代表に出馬すると表明した。新党「チームみらい」を立ち上げ代表に就任。「テクノロジーを駆使し政治をアップデートしたい」と訴えた。

都知事選後、自治体や政党とも連携してきたが「外から何かを変えることの困難さ」に直面。「永田町を変えるには永田町に入るしかない」と感じたという。選挙区と比例区に10人以上を擁立予定で、複数議席獲得と国政政党化を目指す。都知事選で戦った石丸伸二氏の「再生の道」も参戦する東京選挙区は「十分、検討すべき選挙区の1つ」。選挙公約は一般の声を聞きながら作るとしている。

◆安野貴博(あんの・たかひろ)1990年12月1日、東京都生まれ、東大工学部卒。外資系コンサルティング会社を経て、AIスタートアップ企業を創業。起業家、SF作家としての顔も持つ。

昨年の都知事選で3選された小池百合子都知事が進める都のデジタル政策推進のため、昨年11月に一般財団法人「GovTech東京」のアドバイザーにも就任した。