鎌倉市で28日未明に発生した水道管破裂による大規模断水では、複数の観光スポットや店舗で一部施設が使用できなかったり、休業を余儀なくされる事態となった。
鎌倉の中心に位置する鶴岡八幡宮は公式サイトで「28日早朝より八幡宮周辺が断水しております。手水舎、並びに神社施設のお手洗いの使用ができません。復旧次第お知らせいたします」と告知した。
神奈川近代美術館も午後1時で臨時休館とし、カフェも臨時休業となった。
銘菓「鳩サブレー」で知られる豊島屋は公式サイトで、洋菓子舗「置石」のカフェやソフトクリーム提供、茶寮「八十小路」わっふる「瀬戸小路」などの系列飲食店の当面の営業見合わせを発表。断水が解消され次第、営業開始予定とした。持ち帰り商品を販売する本店や鎌倉駅前扉店は通常通り営業するとしている。
銘菓「クルミッ子」で知られる鎌倉紅谷も公式サイトで、市内にある八幡宮前本店・小町横路店を同日は臨時休業とすることを発表。休業が決まった午前8時に並んでいた客のみに対応したと報告し、29日の営業についてはあらためて案内するとした。
SNSでも、多くの店が休業になっていることを、店舗側、訪問者側がそれぞれ相次いで投稿しており、週末の人気観光地を直撃する混乱となった。
神奈川県は、断水が28日午前2時ごろ発生し、鎌倉市浄明寺2丁目7番付近で水道管の継ぎ手が離脱したことによる漏水が原因と発表。約1万戸に影響し、市内6カ所で応急給水をしているとした。同日午後1時段階では、「現在、修理に要する材料を手配中です。復旧の目途が立ちましたらお知らせします」としている。

