石破茂首相は9日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。まもなく退陣する自身に寄せられた「ネット寄せ書き」への謝意を口にした動画を投稿した。

8日投稿の動画で「1年間本当にお世話になりました。ありがとうございました」と切り出し「みなさんにいろんなお支えをいただいた。新聞とかテレビとか、そういうこととは違う、本当にありがたい心のこもったものだったなと思っております」と、自身を支援する声はメディアの厳しさとは対照的だった、と主張した。

色紙に寄せられた寄せ書きとともに、自身の後ろ姿を描いたイラストも手にしながら「本当にかわいいですね。これも、これも。しみじみとした、ほのぼのとした思いがいたしております」と述べながら「やはり、こういう声をこれからも大事にしていきたいと思っていますし、対立と分断がない、お互いを尊重するような世の中って、もっとこれから大切になると思っている。こういうみなさんのお気持ちを忘れることなく、今後も一生懸命やっていきます」と口にした。

最後には「お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします」と、あらためて感謝の思いを示した。

10月4日の自民党総裁選で高市早苗総裁が選出されたが、政権の枠組みづくりをめぐり公明党との連立協議が異例の難航。野党との連携協議も、まだ見通せない。首相指名選挙が行われる臨時国会の召集は、当初予定の同15日から大幅に遅れる見通しとなっている、9月7日に辞任表明した石破首相だが、当面は内閣総理大臣の立場で、異例の「総総(総理・総裁)分離」がしばらく続く。

石破首相の投稿には、「1年間本当にありがとうございました」「私の寄せ書きも読んで下さってるかと思ったら胸熱」「読んでくださってると思うと嬉しいです」「応援が足りなかったと猛省してます」「ひそかに再登板を期待してます」などのコメントが寄せられている。