首相として外交デビューの舞台となるASEAN関連首脳会議に出席のため25日から、マレーシアを訪問している高市早苗首相。25日に現地に到着した際、手にしていたのは黒いバッグだが、首相に就任し官邸への初出邸の際に手にしているのを映像でとらえられたのを機に商品が特定され、SNSを中心にこの愛用バッグに関心が集まった。その結果、製造・販売元のメーカーに注文が相次ぐ、異例の「サナエ売れ」の状態となっている。
このメーカーは、皇室御用達としても知られる「濱野皮革工藝」。公式サイトによると、店舗は長野県北佐久郡御代田町にある。高市首相の愛用商品は、「ディライトトートバック」ラインの「グレース ディライトトート」の黒だ。
同社公式サイトは26日、「10月26日現在、各種SNS、ニュースサイトなどで第104代首相が、当社バッグをお持ちの写真が取り上げられております。ディライトトートは注文が集中しており、工場の1カ月分の生産量を直近2日間でご注文頂いている状況です」と現状を説明し「その結果現在3月末の出荷予定となっております。お問い合わせその他対応に、少しお時間を頂く事をお詫び申し上げます」と記載。注文に生産が追いつかない状態となっていることを報告し、あまりの人気に、出荷予定は来年3月末の予定であることに理解を求める内容となっている。
公式サイトによると、「ディライトトートバック」は、オールレザーにもかかわらず、わずか700グラムの軽さで「シルエットと機能性にとことんこだわった、キャリア派女性たちの願いに答えたトートバッグです」とされている。A4サイズが収納可能で、価格は13万6400円(税込み)。オンラインショップでは、同ラインの別色の商品は在庫切れとなっており、高市首相が愛用する黒は、26日午後の段階で「来年3月末ごろ出荷予定」のただし書き付きで、「残りわずか」となっている。
政治家の愛用品が「爆売れ」することは珍しい。高市首相が女性初の首相に就任した影響は、こうしたところにも出ているようだ。

