TBS報道局政治部長の岩田夏弥氏が、27日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。高市早苗首相が就任後初めて臨んだ26日の党首討論について、私見を述べた。

番組では、高市首相が、台湾有事をめぐる「存立危機事態」発言について、立憲民主党の野田佳彦代表からの質問に対し「私も具体的なことに言及したいとは思いませんでした.政府のこれまでの答弁を繰り返すだけでは予算委員会も止められてしまう可能性もある」などと説明した様子も紹介された。

岩田氏は「確かに国会の予算委員会では、野党側の質問に総理大臣が真っ直ぐ答えずはぐらかしたり、同じ答弁を何回も繰り返したりすると、野党側が納得せずに、それはおかしい、と言って委員会が止まることは時々ある」と前置きした上で「ですけれども、それを理由に…そうなっちゃいけないからこういう話をしたんです、という説明に今回、(理由の)ひとつにされたわけですけど、そんな理由で、国際的にもこれだけ大きな問題につながってしまったということで、野党側から『ええーっ』という大きなどよめきが起きたわけですよね」と答弁時の状況を説明した。

さらに、野田氏の対応について「野田さんとしてはこれを受けて、さらにそれについて追及することもできたんですけれど、今回、野田さんはこの発言については、それ以上、高市さんを責めなかった」と指摘。「そこがもう一つ、今回のポイントだと思ってまして、野田さんの側としては、さらに追及もできるんだけど、その追及をしていくと、いつまでもこの問題がぐずぐず続いていきかねない。野田さんは『これからも政府の公式見解を繰り返し繰り返し繰り返し総理先頭に説明していかなくてはならないと思う』という話をしていて、そのくらい、野党側から見ても、今の日中の関係は本当に深刻だということなんだと思う」と述べた。