新党「減税日本・ゆうこく連合」の原口一博共同代表は、衆院選(2月8日投開票)が公示された27日の夜、与野党党首がリレー方式で中継生出演したNHK「ニュース7」に出演。「廃止一択」と訴える消費税に関する主張に関する同局記者の問いかけに、「逆質問」を繰り返すひと幕があった。
原口氏は、消費税について「日本弱体化装置である消費税は、その中にそもそも賃金を落とし、非正規雇用を増やす、とんでもない税なんです。高市(早苗首相)さんと同じ(松下)政経塾の時に、『中曽根内閣のブレーンの人たちがこれを押しつけられたわけだけど、君たちが将来国会議員になったり、大臣になったらなくしてくれ』と(言われた)。消費税は廃止一択です」と、主張した。
この主張をめぐり、スタジオの記者から「消費税の即時廃止についてですが、廃止する場合の財源についてはどのようにお考えですか」と質問が寄せられた。すると、原口氏は「逆に聴きますけど、税だけが財源だと思っておられますか?」と逆質問。続けて、「我々は、プロフィット・アンド・ロス(損益計算の意)だけを見ているわけではない。バランスシート。日本は世界最大の債権国であり、世界最大の外為特会を持ち、多くの資産を持っている。資産と負債。その関係で言わないといけない」と主張し、「逆に聴いていいですか?税だけが財源ですか?」と、再び記者に逆質問した。
記者が「今、代表がそういうふうにおっしゃいましたので、それはご主張として受け止めます」と応じると、原口氏は「ご主張ではなくて、これは数学の話です」と反論。「単式簿記みたいなことをやっているから、日本はいつまでたってもだめなんです。バランスシートをちゃんと考えてやったら、今みたいな質問は来ないし、世界の中でそういう質問をする人はあまりいないと思いますけどね」と、持論を訴えた。
ここで、番組キャスターの糸井洋司アナウンサーが「はい。では、最後に、議席の獲得目標をうかがいます」と2人のやりとりに割って入り、原口氏は「(擁立した)18人のうちの15人。これを目標に頑張っていきたい」と応じ、原口氏との中継は終了した。

