参政党から、比例北関東ブロックに単独1位で立候補していた元自民党衆院議員の豊田真由子政調会長代行(51)が当選確実となり、9年ぶりの国政復帰を果たすことになった。
豊田氏は厚労省キャリア官僚を経て、2012年衆院選埼玉4区で初当選。2期目だった2017年6月、「このハゲ~っ」などの政策秘書へのパワハラ言動が一部週刊誌に報じられ自民党を離党し、同年の衆院選に無所属で立候補したが落選。その後、コメンテーターなどで活動していたが昨年9月、参政党にスタッフとして入党。党政調会長補佐に起用され、党ボードメンバーにも就任。12月には「政調会長代行」に格上げとなっていた。
豊田氏は1月の会見で、「神谷宗幣代表から急に、『今回の衆院選は参政党にとっても日本国にとっても、非常に大きなターニングポイントの選挙だから』という話をいただいた。大変迷ったが、この4カ月半の中で国のため、党のために、という時に、議員でないとできないこと、やりづらいことが多々あった」と打ち明け、過去のスキャンダルを念頭に「私は1度捨てた命ですので、この生涯をかけて日本国、参政党のため、国民のみなさまひとりひとりのため、私がお役に立てることがあれば」と述べていた。「(入党したのは出馬を)狙っていたのだろう、とかそういうことではありません」とも訴えていたが、スキャンダルをきっかけに失った議席に、立場を変えて再び臨むことになる。

