立憲民主党元代表で中道改革連合の泉健太氏が9日に配信されたABEMA「Abema Prime(アベプラ)」にリモート出演。政界の先輩たちに「バカ野郎」とほえた。
泉氏は衆院選に京都3区から出馬。8日夜の開票後、大逆風の中、他の候補者とギリギリの接戦を繰り広げた末、当選した。
今回、中道の大敗について聞かれると、泉氏は「もう大惨敗ですよね。地滑り的敗北といっていいんじゃないか。これは中道が結党されてから起きた現象ではないと思っていて、その前の立憲民主党、その前の公明党、その前の国会…そういうものの積み重ねがこの結果になっていると思うので。高市政権の誕生以降もその流れは進行していたので、中道が結党されたことの評価がこの全てではないかなと思いますね」などと話した。
中道を解党することは選択肢としてあるのか聞かれると「僕が今、役員じゃないので、僕が回答できるわけじゃないですけど、事実上、“更地の状態”からの出直しですよね。仲間内でよく言われているのは『焼け野原』ですよ。再スタートといったって、1からの出発に近いスタートになる」との見解を示した。また、泉氏が中心となってやっていくという考えはないかとの質問には「中道をばらけさせて、1から始める選択はもしかしたらあるのかもしれないが、ついこの前、新しい政党を作ったばかりなので。、作った相手との話し合いなしに一方的にばらけさせるというのは、政治的に信頼を置ける行動なのか…というのはあるので。話し合いもなしに勝手に席を立つのはちょっと、非礼ではないかなと」と述べた。
中道改革連合は、11日に議員総会が行われ、12日に代表選告示、13日に新代表選出、16日新体制発表という急ピッチのスケジュールが予定されている。
代表選出馬について聞かれると「(同番組が放送された9日夜の時点で)まだ決めてません。本当にバタバタしてるなというのが正直なところ」。中道に入る意義などをたずねられると、泉氏は「自民党が良くも悪くも“すごい”という前提に立って、だけれども政権交代のある政治を作りたい。ずっとそれを追い続けてきた。選挙に強い人が全員自民党に行くというよりも、日本の民主主義のためにあえて対抗できる勢力を作りたい。僕は中道と言う政党は今の建設的な野党と言う風に変わっていくべきだと思う。地元のかたからも“自民党に入ったら?”と言われる。それをみんながやっちゃうとこの国会が成り立たなくなる。僕は国会を機能させたいし、いい議論をしたい。自分も政権をになうつもりですけど、“チームAとB”がある状態を作りたいですね」とした。
今回、公明党との合体について、立憲の議員の何%くらいが納得していないかとの質問には「今の(衆院選大敗後の)結果論で言うと、相当納得してない人が8割以上はいるんじゃないかと」。大物議員が次々落選した中、自身が立ち上がる選択肢についても「そうとらえるしかないですね。僕意外にも有資格者がいる。そのメンバーとは話をしている。これまで野党第一党が背負っていたネガティブなものがあったとすればそれを自分たちが払拭していかなきゃいけない」と話した。
さらに、これまで野党が合流を繰り返してきたことなどについて、泉氏は「僕が先輩がたを見てきて正直気に食わんのは、自力でやることを途中で捨てて、“どこかとくっつけば何とかなる”という発想を先輩たちが繰り返してきたのは“大間違いだ、バカ野郎!”って言いたいですね、ほんとうに。“ふざけるな、自分たちの党を大事にしろよ”というのがまず第一にありますよね」と語気を強めた。
そして「その上で、総選挙だから起死回生の一手だということかもしれないけど、それにしたってトップはあらゆる事態を想定し、二の手、三の手、四の手を用意しておかなきゃいけないんだけれども、今回の中道は選挙においては息切れというか途中で勢いを持てなかったのかなと思うので。党の政策の方向性はいい方向性を持っている両党がつどったので、時間をかけていけば国民の皆さんに受け入れて頂ける政党になると思うんですよね。あとは野党としてのふるまいを間違いないことかなと思う」と続けた。
カンニング竹山から「やっぱり、泉さんしかいないと思いますよ 立ち上がるしかないと思いますよ」とふられると、泉氏は「仲間とよく話し合いします。しっかり責任もってやっていきます」と表情を引き締めた。

