こんにちは。先週は日米のブリーダーズカップなど数多くのG1レース、オーストラリアではゴールデンイーグルが行われました。
まずは日本版ブリーダーズカップのJBCですが、その中でもやはりメインのクラシックが印象深いレースになりました。上半期のダート戦線の中心にいたメイショウハリオやテーオーケインズを相手にキングズソードが突き放し、完勝で一躍ダート戦線の主役へと躍り出て来ました。次走の内容が真価を問われると思いますが、まだ本格化してる最中だと思うのでさらなる成長に期待したいと思います。
次にオーストラリアのゴールデンイーグルについてです。3歳馬限定(南半球産4歳)のマイル戦では世界最高賞金のレースに挑戦したオオバンブルマイが見事勝利しました。レジェンドジョッキー武豊騎手がけがで騎乗出来ないアクシデントがあり不安はありましたが、今後の日本馬の路線を開拓した快挙だったと思います。今後は、来年の春に再度オーストラリアで行われるオータムカーニバルの中の高額賞金レースに挑戦するのか期待してしまいます。
最後はアメリカのサンタアニタパーク競馬場で開催されたブリーダーズカップです。今年、私は参加せず日本でテレビ観戦をしました。2021年に日本馬勝利の快挙のサポートをさせていただいてから2年と思うと、時間がたつのは早いなと実感します。今年は日本から9頭参戦し、どの馬にも勝つチャンスがあると思っていましたが、残念ながら勝利を得られずとても残念な気持ちと悔しい気持ちになりました。その中でメインのクラシックへ参戦したデルマソトガケの走りには、感動と負けた悔しさが入り交じった複雑な心境でした。
デルマソトガケは今年の春のサウジアラビアからドバイ、アメリカのケンタッキーダービー参戦を全てサポートさせていただいていたので、今回も彼本来の素晴らしい走りを見ることができホッとしました。また、ドバイからケンタッキーダービーまでの1カ月間、非常に厳しい時間を経験したことが、今回の遠征にも生かされたように感じます。春の経験を糧に成長したからこその2着という結果には、悔しさとともに誇らしい気持ちになりました。
来年サウジアラビアやドバイなどのレースに挑戦する場合は、海外馬からの注目を集めマークされる存在になると思うので、今回の経験も成長を促してくれると信じています。彼と一緒に海外レースを挑戦出来ることがあれば、非常に楽しみです。また、来年はぜひ私もブリーダーズカップに参加したいと願っています。
最後に今回のコラムが公開されるころには、オーストラリアでメルボルンカップが発走しています。メルボルンカップは、私が体験した中でも競馬場の雰囲気のすごさは最高レベルだと感じました。今年は日本からブレークアップが参戦し、テレビで応援したいと思います。そして今週末からいよいよ世界のトップジョッキーが日本へ集結し熱い戦いが繰り広げられます。毎年当たり前のようにスーパージョッキーが来日して、日本のファンにとって彼らがなじみのある存在になっていることは、日本競馬が世界のトップに君臨している証しだと私は感じています。ぜひ今週も競馬を楽しんで下さい。
(レースホースコーディネーター)






