皐月賞、ダービーの2冠制覇を目指すソールオリエンスを擁す手塚厩舎。2歳世代もクラシックを狙えそうな大物候補がいる。

スタートダッシュを決めそうなのがボンドガール(牝、父ダイワメジャー、母コーステッド)だ。昨年のセレクトセール1歳部門にて2億1000万円(税抜き)で落札された。昨年の春2冠で連続4着のダノンベルーガの半妹で、手塚師は「しっかりしている。牧場でもいいという評価」。6月4日東京の芝1600メートルでデビュー予定。

ドナウブルーの21
ドナウブルーの21

ドナウブルーの21(牝、父モーリス、馬名予定ドナウワルツ)は母がマイル重賞2勝馬。叔母は3冠牝馬ジェンティルドンナだ。「切れがありそうな感じ」と好感触だ。

手塚厩舎入厩予定の日刊スポーツ注目2歳馬
手塚厩舎入厩予定の日刊スポーツ注目2歳馬

新種牡馬ブリックスアンドモルタルの子ども、キャネル(牡、母レッドラヴィータ)も早期デビューを見込む。「神経質なところはあるけど、品があっていい馬」。手塚厩舎で18年桜花賞&オークス5着だったマウレアを母に持つマウリノ(牡、父レイデオロ)にも期待をかけている。【松田直樹】