<1>アスクビックスター(小倉11R和布刈特別・15時25分発走)
今年の小倉ダート1700メートルでは、逃げた馬が【3・8・4・7】で勝率13・6%、連対率50%、複勝率68・2%と高い数字を残している。逃げ馬を積極的に狙いたい。
過去3年の和布刈特別では、前走から距離短縮で臨んだ馬が同距離、延長組より好成績。20年、22年の勝ち馬は短縮組だった。
アスクビックスターは2走前に逃げ切って1勝クラスを卒業。昇級初戦の前走はハナを奪えなかったが、5着と大崩れはしなかった。クラス2走目の慣れがある今回は逃げの戦法も十分に考えられる。前走からの距離短縮にも該当し、前進に期待する。
<2>ピースオブエイト(阪神11R洛陽S・15時35分発走)
過去2年の洛陽Sでは、間隔が中9~24週の馬が連対率33・3%、複勝率50%と好走傾向。昨年の上位3頭はすべて該当していた。
過去2年の2月に限定した阪神の芝では、逃げた馬が勝率28・8%、連対率42・3%と他の脚質を圧倒している。
今回は中9~24週の馬が4頭いる中で、逃げ切り勝ちがあるのはピースオブエイトのみ。昨年の毎日杯を逃げ切りで制した。その時はやや重の馬場状態で、金曜の降雨の影響が残っても心配はない。
<3>ウヴァロヴァイト(東京11RクイーンC・15時45分発走)
過去5年のクイーンCでは前走同距離の馬が4勝している。20年を除く4回で、その4回とも上位3頭が前走同距離だった。前走マイル組を積極的に狙いたい。
キャリアでは3戦の馬が3勝とトップだ。
前記2項目に該当する馬が4頭いる中からウヴァロヴァイトを推奨する。前走・赤松賞3着からキャリア3戦で挑む。今回の最終追いは美浦ウッドで行われ、前2走のポリトラック追いから調整法を変えてきた。賞金を加算してクラシック戦線に駒を進める。
【先週土曜の結果】
<1>エアミアーニ 小倉11R別府特別3着
<2>ランフリーバンクス 中京10RエルフィンS10着
<3>タイセイマーベル 東京8R4歳上1勝クラス6着
◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。