<1>アスクビックスター(小倉11R和布刈特別・15時25分発走)

22年12月4日、中京7R1勝クラスを制したアスクビックスター
22年12月4日、中京7R1勝クラスを制したアスクビックスター

今年の小倉ダート1700メートルでは、逃げた馬が【3・8・4・7】で勝率13・6%、連対率50%、複勝率68・2%と高い数字を残している。逃げ馬を積極的に狙いたい。

過去3年の和布刈特別では、前走から距離短縮で臨んだ馬が同距離、延長組より好成績。20年、22年の勝ち馬は短縮組だった。

アスクビックスターは2走前に逃げ切って1勝クラスを卒業。昇級初戦の前走はハナを奪えなかったが、5着と大崩れはしなかった。クラス2走目の慣れがある今回は逃げの戦法も十分に考えられる。前走からの距離短縮にも該当し、前進に期待する。


<2>ピースオブエイト(阪神11R洛陽S・15時35分発走)

22年3月、毎日杯を制したピースオブエイト
22年3月、毎日杯を制したピースオブエイト

過去2年の洛陽Sでは、間隔が中9~24週の馬が連対率33・3%、複勝率50%と好走傾向。昨年の上位3頭はすべて該当していた。

過去2年の2月に限定した阪神の芝では、逃げた馬が勝率28・8%、連対率42・3%と他の脚質を圧倒している。

今回は中9~24週の馬が4頭いる中で、逃げ切り勝ちがあるのはピースオブエイトのみ。昨年の毎日杯を逃げ切りで制した。その時はやや重の馬場状態で、金曜の降雨の影響が残っても心配はない。


<3>ウヴァロヴァイト(東京11RクイーンC・15時45分発走)

22年11月20日、赤松賞3着に敗れたウヴァロヴァイト
22年11月20日、赤松賞3着に敗れたウヴァロヴァイト

過去5年のクイーンCでは前走同距離の馬が4勝している。20年を除く4回で、その4回とも上位3頭が前走同距離だった。前走マイル組を積極的に狙いたい。

キャリアでは3戦の馬が3勝とトップだ。

前記2項目に該当する馬が4頭いる中からウヴァロヴァイトを推奨する。前走・赤松賞3着からキャリア3戦で挑む。今回の最終追いは美浦ウッドで行われ、前2走のポリトラック追いから調整法を変えてきた。賞金を加算してクラシック戦線に駒を進める。


【先週土曜の結果】

<1>エアミアーニ 小倉11R別府特別3着

<2>ランフリーバンクス 中京10RエルフィンS10着

<3>タイセイマーベル 東京8R4歳上1勝クラス6着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。