<1>フェニックス賞・7勝

20年フェニックス賞をヨカヨカで制した福永祐一騎手
20年フェニックス賞をヨカヨカで制した福永祐一騎手

01年シェーンクライト

03年メイショウボーラー

04年エイシンヴァイデン

05年エイシンアモーレ

06年シルバーストーン

07年ビーチアイドル

20年ヨカヨカ

03~07年には破竹の5連覇を達成。「フェニックス賞男」と呼ばれるようになった。7勝は同レースの最多勝利記録。

同一特別レースの連勝記録としては、武豊騎手の若駒S5連覇(02~06年)と、河内洋騎手の万葉S騎乗機会5連勝(85~87、89、90年。88年は騎乗せず)に並ぶ最長。


<2>野路菊S・6勝

17年野路菊Sを快勝したワグネリアンと福永祐一騎手
17年野路菊Sを快勝したワグネリアンと福永祐一騎手

02年クレンデスターン

04年エイシンヴァイデン

10年ウインバリアシオン

17年ワグネリアン

18年カテドラル

22年ファントムシーフ

野路菊Sの通算成績は【6・5・3・7】で勝率28・6%、連対率52・4%、複勝率66・7%。もちろん、このレースの最多勝利騎手だ。17年の覇者ワグネリアンでは、翌18年に自身初のダービー制覇を果たした。


<3>デイリー杯2歳S・5勝

03年、デイリー杯2歳Sを制したメイショウボーラーと福永祐一騎手
03年、デイリー杯2歳Sを制したメイショウボーラーと福永祐一騎手

03年メイショウボーラー

05年マルカシェンク

10年レーヴディソール

16年ジューヌエコール

20年レッドベルオーブ

福永騎手が最も勝っている重賞だ。通算では【5・0・6・7】で勝率27・8%、複勝率61・1%をマークする。勝ち馬のうちメイショウボーラーとレーヴディソールの2頭では、のちにG1を制している。


ちなみに、同一G1勝利数の最多は3勝。ダービー、オークス、高松宮記念、阪神JF、朝日杯FS(朝日杯3歳S含む)の5競走で記録している。

18年、ワグネリアンでダービー初制覇を果たした福永祐一騎手
18年、ワグネリアンでダービー初制覇を果たした福永祐一騎手