<1>クレスコジョケツ(土曜京都10R上賀茂S)

クレスコジョケツ(2022年8月6日撮影)
クレスコジョケツ(2022年8月6日撮影)

10日に栗東Cウッドコースで6ハロン79秒7-11秒7を強めでマークした。古馬3勝クラスのヘイセイメジャーを1馬身半追走し、4馬身先着する豪快な動きを披露。自己ベスト(同82秒1)を大幅に更新した。

前走は7秒6差のしんがり負けを喫したが、ハナを切ったところに、早め早めに来られて戦意を喪失した印象。今回に引きずる要素はないとみる。休み明け3走目となる今回は、追い切り時計が示す通りに状態は絶好で、穴ムードが漂う。


<2>ワイドエンペラー(土曜東京10R緑風S)

ワイドエンペラー(2022年3月26日撮影)
ワイドエンペラー(2022年3月26日撮影)

10日の栗東Cウッドで5ハロン65秒6、3ハロン35秒7-10秒9。同日のラスト1ハロン10秒台は1頭だけだった。

近走は結果が出ていないが、全3勝中2勝を挙げる左回りは好材料。特に、今回の東京芝2400メートルは2戦1勝、2着1回とベストな舞台だ。重、やや重で勝利があり、週末の雨予報も問題なし。一発の魅力は十分だ。


<3>ソウルトレイン(日曜新潟11R弥彦S)

ソウルトレイン(2023年1月29日撮影)
ソウルトレイン(2023年1月29日撮影)

前走は13着に大敗したが、馬体重がマイナス12キロとやや減りすぎたか。10日の栗東坂路では4ハロン50秒2の自己ベストタイをマークし、同日の1番時計。状態は決して悪くないとみる。

新潟は初めてになるが、左回りの芝でも過去に2着1回、3着2回があり、こなせる下地はある。人気はなさそうだが、先行馬が少ない組み合わせも利して高配の使者になる。


【先週の結果】

<1>ディアサクセサー

土曜新潟9Rわらび賞 2着(1番人気)


<2>ヘラルドバローズ

土曜京都10R平城京S 14着(1番人気)


<3>スマートクラージュ

日曜京都11R鞍馬S 3着(7番人気)


◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。