【1】イクイノックス(牡4、木村)

Cウッド3頭併せの真ん中で最先着。6ハロン82秒4-11秒3と、ラストはさすがの時計だった。我慢もしっかりと利いており、馬なりでも動きに躍動感がある。先週よりも動きの質がもう1段階上がった印象で、海外遠征帰りの初戦、初の栗東滞在だが、状態面に関しては問題なさそうだ。

Cウッドを3頭併せで追い切るイクイノックス(撮影・白石智彦)
Cウッドを3頭併せで追い切るイクイノックス(撮影・白石智彦)

【2】ディープボンド(牡6、大久保)

Cウッドで単走だったが、馬なりのまま6ハロン81秒2-11秒7の好時計をマーク。年齢は重ねているが、以前にも増して切れ味、素軽さが出た。脚取りもしっかりしており、好調だった前走よりも気配が上昇していると感じる。

和田竜騎手を背にCウッドを単走で追い切るディープボンド(撮影・白石智彦)
和田竜騎手を背にCウッドを単走で追い切るディープボンド(撮影・白石智彦)

【3】ドゥラエレーデ(牡3、池添)

幸騎手を背にCウッドで6ハロン78秒8-11秒5と抜群の時計。最後の反応、しまいの伸びも上々だった。何より、意欲的な攻め内容に好感が持てる。ダービーでの落馬の影響を全く感じさせず、力をフルに発揮できる仕上がりだろう。

Cウッドを単走で追い切るドゥラエレーデ(撮影・白石智彦)
Cウッドを単走で追い切るドゥラエレーデ(撮影・白石智彦)