<1>19年・インティ

19年東海Sを制したインティ
19年東海Sを制したインティ

1番人気のインティが、未勝利勝ちからの6連勝で重賞初制覇を決めた。好スタートからハナを奪うと、直線では後続を突き放し、のちのG1馬チュウワウィザード(2着)に2馬身差をつけて逃げ切った。3着馬はさらに7馬身も離れていた。

続いて出走したフェブラリーSも逃げ切り、7連勝でG1初制覇。鞍上の武豊騎手はなんと、フェブラリーS5勝目だった。


<2>13年・グレープブランデー

13年東海Sを制したグレープブランデー
13年東海Sを制したグレープブランデー

ルメール騎手を背に中団から突き抜け、3馬身差で快勝した。3歳時のジャパンダートダービー以来の重賞制覇となった。2着は8番人気ナムラタイタン、3着は1番人気ホッコータルマエ。前年までの5月開催から1月に移行され、フェブラリーSの前哨戦の1つとなって最初の年だった。

浜中騎手に乗り替わった次走のフェブラリーSは3番人気。16頭立ての7番手から抜け出し、JRA・G1初制覇を飾った。


<3>11年・ワンダーアキュート

11年東海Sを制したワンダーアキュート
11年東海Sを制したワンダーアキュート

当時は5月開催で、この年は京都ダート1900メートルを舞台に行われた。5歳馬ワンダーアキュートは好位追走から上がり最速で抜け出して勝利。09年シリウスS、武蔵野Sに続く久々の重賞3勝目を、1分53秒7のレコードで制した。

翌12年に、川崎で行われたJBCクラシックを5馬身差で圧勝。Jpn1初制覇を果たした。14年には帝王賞を、15年にはかしわ記念を勝利した。