<1>05年優勝メイショウカイドウ

引退後、小倉競馬場で誘導馬を務めるメイショウカイドウ(2013年撮影)
引退後、小倉競馬場で誘導馬を務めるメイショウカイドウ(2013年撮影)

02年7月の小倉未勝利戦で初勝利。03年夏の小倉では、500万~1600万クラス(現1~3勝クラス)を3連勝した。

04年小倉記念で重賞初勝利を決めると、年が明けた05年2月の小倉大賞典で重賞2勝目。その年は北九州記念(当時は芝1800メートル)、小倉記念も勝利し、史上初の同一年“小倉3冠馬”となった。

通算11勝のうち小倉では重賞4勝を含む8勝。小倉通算は【8・1・2・5】で勝率はなんと50%を誇った。

引退後は小倉競馬場で誘導馬を務めた。


<2>07、08年優勝アサカディフィート

08年小倉大賞典を制したアサカディフィート
08年小倉大賞典を制したアサカディフィート

すでに6歳だった04年中山金杯で重賞初勝利。その後はなかなか重賞を勝てなかったが、9歳で迎えた07年小倉大賞典を10番人気、トップハンデ57・5キロで勝利した。

さらに、10歳だった08年も57・5キロを背負って連覇。小倉では【2・2・0・3】という活躍を見せた。

10歳での重賞勝利は、JRA平地重賞の最高齢勝利記録となっている。


<3>04年優勝メイショウバトラー

メイショウバトラー(2004年撮影)
メイショウバトラー(2004年撮影)

04年小倉大賞典で重賞初勝利を挙げるなど、小倉では【3・2・1・0】。勝率50%、複勝率100%をマークした。

その後は長期休養を経験し、6歳からはダート路線に転向。06年にはプロキオンS、サマーチャンピオン、シリウスSと重賞3連勝を飾るなど、芝で1勝、ダートで9勝の重賞通算10勝を記録した。

小倉ダートを走ることはなかったが、10歳まで現役として活躍した。


<参考>22年優勝アリーヴォ

22年小倉大賞典を制したアリーヴォと横山和生騎手
22年小倉大賞典を制したアリーヴォと横山和生騎手

現役馬のため参考としたが、重賞初勝利となった22年小倉大賞典を含め、小倉ではなんと5戦5勝。未勝利、1、2、3勝クラス、そしてG3を勝っている。22年6月の宝塚記念14着後、休養している。