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鬼才堀川一佳の二番勝負

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2023年6月17日18時45分

○ペリエールより魅力的な◎ブライアンセンス／ユニコーンＳ

【東京11R・ユニコーンS】

◎（13）ブライアンセンス

○（3）ペリエール

▲（9）グレートサンドシー

種牡馬にはいろんな特徴がありますが最もダートに特化しているのと、その逆に最もダートに向かないのはどの種牡馬か調べてみました。

昨年と今年の約1年半の期間でJRA芝未勝利でダート最多勝なのは、シニスターミニスター（芝0勝／ダート96勝）でした。

次いでエスポワールシチー（0／36）、ダノンレジェンド（0／30）、ストロングリターン(0／18)、フリオーソ(0／12)、サウスヴィグラス（0／11）が芝未勝利でした。

芝1勝なのはヘニーヒューズ(1／124)、ホッコータルマエ(1／68)、コパノリッキー（1／38）、ゴールドアリュール(1／20)です。

他に明らかにダート向きなのは、パイロ(4／38)、アジアエクスプレス(4／40)、カレンブラックヒル(5／28)、アイルハヴアナザー（5／17）でしょうか。

逆に最も芝とダートで勝ち鞍に差がある種牡馬はディープインパクトで（芝166勝／ダート27勝）、次いでハービンジャー（89／11）、シルバーステート（55／12）、ゴールドシップ(56／13)、ビッグアーサー（33／13）、ノヴェリスト（17／1）、ディープブリランテ（13／5）あたりとなっています。

ただこれらは単なる傾向でありまして、全ては馬次第なのも確かです。例えば先日の関東オークスで3着とは鼻差の4着に追い込んだメイドイットマム（浦和の桜花賞馬）はノヴェリスト産駒です。今週のユニコーンSは世代最初のJRA重賞でダート得意の種牡馬の産駒が多く出走していますので、傾向に近い結果になることに期待しています。

1番人気になりそうなのが○ぺリエールで東京ダートは2戦2勝。ヒヤシンス賞でも1番人気に応えて快勝しています。この時の2着馬ゼットリアンと3着馬エクロジャイトが鳳雛Sで2着1着していることからも、○ぺリエールのダート適性の高さが分かります。

ただもっと魅力的に思えるのが◎ブライアンセンスで、前々走の1勝クラスで鼻差まで迫ったパライバトルマリンが関東オークスを勝ったことでより思いを強くしました。ホッコータルマエ産駒は東京ダート1600メートルよりもっと長い距離向きに思えますが、全ては馬によるのだと考えています。この馬の4代母はキングジョージや英オークス、チャンピオンSなどを勝った名牝タイムチャーター。母の弟が重賞6勝で種牡馬にもなっているインカンテーションなら名前通りのセンスの良さを見せつけるのではないでしょうか。

▲グレートサンドシーの前走昇竜Sの勝ちっぷりは後方一気で3馬身半差と文句の付けようがないものでした。ただ1400メートル戦しか勝っていない点と、前々走ヒヤシンス賞ではもまれて仕掛けが遅れたにしても、0・8秒差は○ぺリエールとの比較では見劣りがしますので3着固定で馬券は買いたいです。

馬単（13）＝（3）

3連複（3）（9）（13）

3連単（13）（3）（9）、（3）（13）（9）

計5点x2000円＝1万円

【阪神11R・マーメイドS】

◎（4）ビッグリボン

○（1）シンシアウイッシュ

▲（9）ストーリア

☆（12）サンカルパ

最近10年間で3連単10万円以上が9回、1番人気が【1・1・2・6】、2番人気が【0・2・1・7】、3番人気が【0・1・1・8】と人気馬が全く当てにならない、荒れることで有名な牝馬限定のハンデ戦。

今年は良馬場で行われそうですが、ハンデ差がかなりあって難解な一戦です。ただそれでも1番人気になりそうな◎ビッグリボンにはこれと言って死角らしいものは見当たらないように思えます。