今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は


・続・キング騎手について

・コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・無料公開レース(土曜小倉10R)予想


この3点についてお話ししたいと思います。



●続・キング騎手について

先週の金曜日の当コラムでは「東京開催のキング騎手は軽視せよ!」と大風呂敷を広げたものの、土曜の騎乗ぶりを見て、思いっ切り手のひらを返しました(汗)恥ずかしい話ではありますが、結果的にはプライドを捨てて手のひら返ししてよかったなと。日曜は東京新聞杯を見事な騎乗で勝利しました。

手のひらを返すきっかけとなったのが先週の土曜に2鞍組まれていた芝2400m戦です。この騎乗ぶりを見て、私のキング騎手に対するジャッジは一転しました。東京芝2400mはルメール騎手を筆頭に、ムーア騎手といった世界の名手が得意とする舞台。クラシックディスタンスで多くのG1に騎乗してきた、世界的な名手が得意なコース。つまり、上手い騎手がそのまま結果を出すコースなんです。しっかり折り合えて、しっかり脚を溜めて、しっかり末脚を発揮させることができる。そんな騎手じゃないと結果を残せないコースなんです。

それをキング騎手はいずれのレースも連対を果たし、どちらのレースも上がり最速をマークしました。これを見て、評価を変えなければならないと焦ったわけです。

キング騎手の結果を見ていると、人気以上の着順になることがほとんど。少しでも上の着順を目指す姿勢を感じます。そういったことの積み重ねが東京新聞杯の勝利に繋がったのかなと感じました。


さらに馬質がともなえば、まだまだ重賞を勝つでしょう。G1でチャンスがあっても驚けない。とにかく乗れる騎手。と評価を変えたいと思います。


もうひとつポイントを挙げると、1~3番人気での安定感が抜群です。複勝率は68.4%で、これは武豊騎手に次ぐ2位の成績でした。(騎乗機会15鞍以上に限る)人気でこそキング騎手を軸に置くと馬券力アップにつながりそうです。


●コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・東京

土曜はクイーンCが行われます。この騎乗で西から松山騎手、川田騎手が遠征となりました。明日は一日を通して川田騎手、横山武騎手、ルメール騎手が中心です。後半に入ると人気のキング騎手が出てきそう。そこまで波乱はないのではないでしょうか。


注目騎手:川田騎手、横山武騎手、ルメール騎手



・京都

京都は松山騎手と川田騎手が遠征で不在です。これがポイントですね。そうなると武豊騎手、坂井騎手、西村淳騎手、岩田望騎手に馬が集まります。今年好調の坂井騎手が1番馬質に恵まれた印象を受けました。最低でも3勝はクリアしてくれるでしょう。


注目騎手:坂井騎手、武豊騎手、西村淳騎手、岩田望騎手



・小倉

小倉はいつものローカルメンバーですね。特定の騎手への偏りはありません。判定を見てジャッジしていきましょう。判定馬を頼りに買うのが、今の小倉は攻略のカギになると思いますよ!


注目騎手:判定を頼りにレース毎に狙いを変える


●無料公開レース(土曜小倉10R)予想  

 
 

【上位判定不在!判定馬のBOXで波乱を狙え!!】

年明け以降、「★S軸」以上の上位判定が不在となったレースでの波乱が目立っている。このレースは「穴☆」が3頭も出走。波乱が期待できるのではないか。

そのなかでも評価したいのが藤岡佑騎手の「A相手」サトノルーチェだ。「穴☆」では藤岡康騎手のテンジュインも面白そう。「穴☆」同士決着にも期待したい。


推奨買い目

単複(2)(6)(8)各1点

馬連・ワイドBOX (2)(6)(8)(11)(14) 各10点