10日に韓国のソウル競馬場で行われる国際招待競走には多数の日本馬が予備登録。コリアC(G3、ダート1800メートル)は外国馬38頭のうち33頭が、コリアスプリント(G3、ダート1200メートル)は同30頭のうち26頭が日本馬だった(重複1頭)。8月10日に締め切られ、翌日に発表されたリストにはコリアCに浦和のランリョウオー(牡5、小久保)とヒーローコール(牡3、小久保)の名前も。過去にドバイにも管理馬を登録していた小久保師。適鞍があれば国内外は問わない。

今回はレーティングの高い中央馬が多く、地方馬は6頭が登録したが、招待馬には選ばれなかった。地方競馬全国協会に各馬の数値を確認したところ、コリアCはマンダリンヒーローが113、ランリョウオーが103、ヒーローコールが102、コリアスプリントはイグナイターが111、ギャルダルが100、プリモパイソンが同協会の参考値で97とのこと。最終的に招待馬に決まった日本馬はコリアCのクラウンプライドが116、グロリアムンディが115、コリアスプリントのバスラットレオンが117、リメイクが113だった。レーティングは競走馬の能力を示す客観的な指標で国際的に統一された基準により数値化。韓国でも外国招待馬の選定に用いられている。【牛山基康】