骨折した右足首の手術を終えた矢野騎手から連絡が来た。「マックスの記事、ツイッター(現X)にリンクを貼り付けてもいいですか?」。復帰までの期間限定で投稿を始めた同騎手。アフター5スター賞トライアルを制したマックス(せん6、福永)のことを書いた前開催の当コラムを「応援の意味も込めて」紹介したいという。もちろん快諾。すると「また僕の記事、書いてくださいね。忘れられては困るので(笑い)」との返信。投稿していただいたので、こちらもさっそくネタにさせてもらった。

矢野騎手の進言により、2走前から1200メートルに転向した同馬。1分11秒台を連発した時計も優秀だが、それに加えて「佐賀、姫路と遠征に行って、そこから競馬がうまくなった感じがしますね。展開に左右されない。欲を言えばもっと切れが欲しいけど、しまいは確実に伸びて来るので」と評価していた同騎手。「重賞でどんなものかは分からないですが」とも話していたが、進言がはまり、本番に駒を進められたことを喜んでいた。【牛山基康】