4月28日の大井12Rで小野俊斗騎手(18=宗形)が初勝利を挙げた。初騎乗から12戦目。一夜明けての感想は「ひと安心です」。デビューは4月14日。西日本の同期が次々に初勝利を挙げ、焦りもあったという。

パートナーは自厩舎のクチャモザクワジャ。2番手から4角では先頭に立っていた。「この前も乗せてもらっていたので、レース映像を何回も見直して、このチャンスを逃さないようにしようと」。2戦目での騎乗だった前走は3着。今回は宗形師からのハナか2番手の指示に従い、同馬が和田騎手で勝った2走前の仕掛けどころも参考にした。

騎手を目指したのは19年のジョッキーベイビーズがきっかけ。半馬身差で2着に敗れた決勝大会の勝者は教養センターの騎手課程では1年先輩となった川崎の佐野騎手。修了会見で「リベンジしたい」と話していた機会が早くも訪れた。継続騎乗のウイスキータイムに期待して臨んだ4月29日の大井12R。快勝した佐野騎手のノースジャスティスから離れた14着で初対決でのリベンジはならなかったが、騎手としての第1歩を踏み出したばかり。「接戦で戦いたいですね」と先を見据えていた。【牛山基康】