昨年から距離が1400メートルに短縮され、さきたま杯に向かう地方馬のステップとなった笠松のオグリキャップ記念。浦和とは逆の右回り、1周は1100メートルで浦和より100メートル短く、ゴールまでの直線も19メートル短いが、求められる小回り適性は大きく違わないだろう。
5月15日に行われた今年は上位2頭がさきたま杯に駒を進めてきた。直線の攻防を半馬身差で制したのは船橋のムエックス(牡7、張田)。転入後では初めて崩れたブリリアントC8着から巻き返した。張田騎手は「前回は体調も悪くないのに元気がないと思ったら落鉄していた。攻め馬でも水たまりを嫌がるからね。落鉄でやる気をなくしていたのが分かって良かった。やり方を間違えたのかと心配したからね」。笠松の勝利で大井の敗因をはっきりさせ、自信を取り戻した。
2着は3コーナーで先に抜け出した浦和のアウストロ(牡5、小沢)。こちらは初のワンターンに戸惑ったフジノウェーブ記念6着からの休み明けだった。小沢師は「ムエックスに2回、負けてますけど、同じようなレース。ゴールドCの時のように前に馬がいた方がいいですね」と大一番での反撃に期待だ。【牛山基康】



