6日に川崎2000メートルで争われた芙蓉賞は戸塚記念トライアルの準重賞。何度も先頭が入れ替わる出入りの激しい競馬を制したのは中団で動かず構えていた浦和のピノマハナ(牡3、野口孝)だった。これで11戦4勝。前走のB3下特別で2歳時以来となる9カ月半ぶりの勝利を挙げ、連勝で本番の優先出走権を得た。
「競馬が上手だった」と初騎乗の本田正騎手。「外を回すのもどうかなという感じだったので」と内々でじっとしていたという。それができたのも「センスの良さも感じた」から。周りが動いても「(前が)開かなかったらしょうがないなという感じで」と慌てず、2周目の4角で外から先頭に並んだ。「うまい具合です」と鞍上。直線に向いて広げた差は2馬身半。完勝だった。
「めちゃめちゃ乗りやすいです。距離も大丈夫。逆にちょっとペースが乱れるぐらいの方がいい。どこでも通っていける」。これは距離が2100メートルに延びる9月10日の本番も侮れないか。東京ダービーで上位に食い込んだ面々との対戦になるが「センスの良さでカバーしてくれると思うんですけど」。台風の目になるかもしれない。【牛山基康】



