ルメール騎手騎乗の日本馬アーバンシック(牡4、武井)は10着に敗れた。スタートから2角までに外の好位を取りきり、向正面では一気にハナまで躍り出る積極策に出た。最後の直線で粘り込みを図ったが、残り300メートル付近で差し脚勢の勢いにのまれ、馬群に沈んだ。初の海外遠征は苦い経験となった。

武井師は「ペースが遅くて収まれなくて壁も作れず、いいリズムじゃないと思っていた。クリストフ(ルメール騎手)はペースが遅かったから上げていったと。前半もう少し収まっていれば、また違ったのかなと思います。香港ジョッキークラブや日本の陣営からも良くしてもらって、彼にとっていい経験になりましたが、結果は残念でした。すみません」と振り返った。勝ち馬は仏のG1・3勝馬ソジー(牡4、A・ファーブル)。凱旋門賞3着からの参戦だった。上位を欧州勢が独占した。


 ◆シャティン競馬場 芝は1周1899メートル、直線は430メートル、幅員は30・5メートル。2コーナーから3コーナーにかけて緩やかな上り坂があり、3コーナー過ぎからゴールにかけて緩やかな下り坂となっている。走路の断面はアーチ状で3、4コーナーはコース外側がややせり上がったバンク状になっている。野芝に洋芝をオーバーシードしたもので、ドバイのメイダン競馬場とほほ同質。最近は高速化傾向にある。