未来のホースマン育成のために何ができるのか。今回の「ケイバラプソディー ~楽しい競馬~」は、新たな試みに取り組む高橋康之調教師(52)を、藤本真育(マイク)記者が取り上げる。

6月からYouTubeで、自身が脚本から制作までを手がけた「馬を題材にした絵本」の配信を開始する予定。多くの人に、馬に興味を持ってもらうための取り組みに迫った。

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絵本を通じて馬の魅力を世界中に発信する。高橋康師は数年前から、1人でも多くの子どもに馬という動物を知ってもらいたい、という思いを持っていた。

YouTubeで配信予定の絵本風アニメーション(高橋康師提供)
YouTubeで配信予定の絵本風アニメーション(高橋康師提供)
YouTubeで配信予定の絵本風アニメーション(高橋康師提供)
YouTubeで配信予定の絵本風アニメーション(高橋康師提供)

「日本人にとって馬はまだまだ遠い存在ですし、馬を一般の方に知ってもらい、興味を持ってもらいたいです。競馬の世界に入ってくれる人が増えることはもちろん、馬が身近にいる社会を目指して、さまざまな活動をしています」

その1つがYouTubeを使った絵本の配信だ。絵を描くことを趣味にしていた高橋康師は2年間、独学で勉強して絵本を作成。これまで2冊を完成させ、絵本コンテストにも応募した。「水彩画やペン画などいろいろな方法を試して、色鉛筆を使った絵が一番自分に合っていると思いました。自分で脚本をして、絵本を作成しています」。絵本を選んだのも、未来のホースマンになりえる子どもたちに馬の魅力を届けたい一心からだ。

高橋康師
高橋康師

今回、YouTubeで配信される絵本は、馬を主人公としたアニメーション。「ティプの冒険」と題して、馬のティプがいろいろな星に行き、そこで出会ったさまざまな動物と一緒に成長していくという物語だ。「脚本もそうですが、絵の方もこだわって作りました。たくさんの方々に見てほしいです」。インパクトのある絵も見どころのひとつだ。

6月中に「馬と遊ぼう絵本チャンネル」というチャンネルで、アップロードされる予定。「このアニメを見て、将来、競馬界に入ってくれる子どもが1人でもいてくれたらうれしいです」(同師)。未来のダービーも変わらず盛り上がるように、師の取り組みを僕も応援したい。【藤本真育】