岡山県の吉備中央町にあるNPO法人「サラブリトレーニング・ジャパン(以下サラブリ)」では、ふるさと納税の支援を受けて、競走馬から乗馬へ転用する再調教(リトレーニング)に取り組んでいます。しかし、別の返礼品(お米)の調達費用が国の基準を超えたということで、今月17日から2年間、吉備中央町がふるさと納税の対象から除外されることになってしまいました。
「サラブリ」では20~30頭の元競走馬が再調教されており、1年で70頭前後がセカンドキャリアへ進んでいます。速く走るように教え込まれた競走馬が、ゆっくり歩くのが基本の乗馬になるには、半年ぐらいのリトレーニングが必要です。こちらでは全体で年間4500万円ほどの経費をふるさと納税で支援していただいてきました。
多くの方々のご理解とご協力を頂いて、支援の輪が広がってきていたところだっただけに、本当にショックです。2年後に除外が終わったとしても、今と同じような状況まで戻れる保証はありません。それ以前に、目前の危機が迫ってきています。
少なくとも年内までの運営資金は問題ない見通しですが、馬にしわ寄せがいくのは避けなければなりません。できれば預託頭数も減らしたくないと思っています。町や関係各所とも相談して、なんとか乗り越えていかなければなりません。(月末に掲載)



