米国3冠競走を終えた馬たちが参戦したG1ハスケルS(ダート1800メートル、モンマスパーク)が7月22日(土曜)に行われました。
前走のG3サウスウェストSまで2戦2勝のアラビアンナイト(牡3、父アンクルモー)が1番人気となり、G1ケンタッキーダービー(ダート2000メートル、チャーチルダウンズ)の勝ち馬で、G1プリークネスS(ダート1900メートル、ピムリコ)で3着したメイジ(牡3、父グッドマジック)が2番人気、G1ベルモントS(ダート2400メートル、ベルモントパーク)で3着のタピットトライス(牡3、父タピット)が3番人気となりました。
レースは直線で先行するアラビアンナイトをかわした伏兵ゴーロケットライド(牡3、父キャンディライド)が優勝、メイジは1馬身4分の3差の2着、さらに2馬身遅れてアラビアンナイト、タピットトライスは5着に終わりました。
西海岸を代表するリチャード・マンデラ厩舎に所属するゴーロケットライドは今年1月にサンタアニタ競馬場のダート1200メートル戦を快勝し、2戦目にG2サンフェリペS(ダート1700メートル、サンタアニタ)に挑んで2着。クラシックにめどを立てましたが、G1サンタアニタダービー(ダート1800メートル、サンタアニタ)の直前に熱発して3冠参戦を断念。約3カ月ぶりの復帰となった6月のアファームドS(ダート1700メートル、サンタアニタ)を制して、ここに臨みました。
ご存じの通り、今年の3冠もそれぞれ勝ち馬を変えて終わりました。下記の一覧はNARC(北米レイティング委員会)が7月上旬に発表した現役3歳馬のレーティング(上位馬抜粋)です。暫定1位はケンタッキーダービー馬のメイジで、ベルモントS優勝のアルカンジェロが同2位。プリークネスSでメイジを3着に退けたナショナルトレジャーの評価はさほど高くありません。
ゴーロケットライドは長距離輸送を嫌って回避する予定ですが、次のヤマ場となるG1トラヴァーズS(ダート2000メートル、8月26日=サラトガ)にはトゥーフィルズを除くランキング上位馬が参戦予定。これの勝ち馬がゴーロケットライドと3歳馬のトップを争うことになりそうです。
◆米国3歳馬(ダート中距離路線)のNARCレーティング上位馬(7月2日まで)
119・0 メイジ ケンタッキーダービー優勝
118・4 アルカンジェロ ベルモントS優勝
118・0 トゥーフィルズ ケンタッキーダービー2着
117・0 エンジェルオブエンパイア ケンタッキーダービー3着
116・4 フォルテ ベルモントS2着
116・4 タピットトライス ベルモントS3着
116・0 ヒットショー ベルモントS4着
115・75 ナショナルトレジャー プリークネスS優勝
(参考)
113・0 マンダリンヒーロー サンタアニタダービー2着
108・0 デルマソトガケ ケンタッキーダービー6着
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績などは2023年7月27日現在



