ディープインパクト産駒プラダリア(牡、池添学)が重賞初制覇を果たし、5月29日に行われるダービー(G1、芝2400メートル、東京)への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは2分24秒2。鞍上は池添謙一騎手(42)、管理するのは池添学師(41)で昨年スプリングS(ヴィクティファルス)以来2度目の兄弟重賞制覇となった。

ディライトバローズが1000メートル通過58秒9のペースで大逃げの形。離れた2番手をロードレゼルが進み、プラダリアは中団馬群でレースを進めた。直線で馬場の真ん中に持ち出されると、最後は内で粘るロードレゼルを力強く差し切った。池添騎手は「この馬に初めてまたがったときにこの馬でクラシックへ行きたいと思っていました。ダービーへ目標を切り替えて目指していこうとなって、しっかり権利を取ることができて良かったです。(兄弟重賞制覇だが)今年もこの後無事ならまた一緒にダービーへ向かっていけるのですごくうれしいです。まだ成長しなきゃいけない部分もありますが、持っているものは素晴らしいので楽しみです」と喜びを語った。半馬身差2着のロードレゼルも優先出走権を獲得。追い込んだエターナルビクトリが3着に入り、1番人気のレヴァンジルは5着に敗れた。

馬連(3)(7)1690円、馬単(3)(7)3530円、3連複(3)(7)(12)5490円、3連単(3)(7)(12)2万6680円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のも/のと照合してください)