凱旋門賞にドウデュース(牡3、友道)で挑む武豊騎手(53)が14日、栗東トレセンに姿を見せて前哨戦を振り返った。

11日に本番と同じ舞台でニエル賞に騎乗。4着に終わったが、収穫の多いレースに前向きだった。「4着だけど内容としては良かったと思う。全然メイチには仕上げてなかったし、いいトライアルになったと思います」。同じく栗東に姿を見せた友道師も「レース翌日も見に行ったけど、そんなにダメージはなかったです。競馬の後もしっかり食べていました」と、いい“たたき台”になった形だ。

日本のレジェンド武豊騎手は、今回で10回目の凱旋門賞挑戦。「同じ距離、同じコースで走ってイメージしやすくなった。次ですね。全部予定通りです」。日本競馬界の悲願へ。世界を驚かせる巻き返しに期待だ。