オーストラリアでG1・11勝を挙げ、20~21年シーズンの年度代表馬にも輝いたベリーエレガント(牝7、F・グラファール、父ゼダ)が12万ユーロ(約1680万円)の追加登録料を払い、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)に参戦することが分かった。同馬の関係者がツイッターで発表し、それを引用する形でレーシングポスト電子版など複数メディアが報じている。

ベリーエレガントはニュージーランド産馬で同国でデビュー。その後、オーストラリアのクリス・ウォーラー厩舎所属で活躍。19年オーストラリアンオークス、20年コーフィールドC、21年メルボルンCなどG1・11勝を挙げた。今年4月のクイーンエリザベスS5着後に凱旋門賞参戦を目標に、フランスのフランシス・グラファール厩舎へ転厩。欧州移籍初戦のジャンロマネ賞は最下位7着に敗れたが、2戦目となったフォワ賞では3着に逃げ粘っていた。