米G1馬ホットロッドチャーリー(牡5、父オックスボウ)を、社台スタリオンステーション(北海道安平町)が今年から導入することが10日、分かった。同馬は20年BCジュベナイル2着、21年のケンタッキーダービー、ベルモントSとも2着。同年9月のペンシルベニアダービーで待望のG1制覇を果たした。22年ドバイワールドC2着などダート中距離で活躍し、通算19戦5勝の成績を残した。

半兄ミトーリは19年BCスプリントを勝ち、ダート1200メートル~1600メートルのG1を4勝している。

社台SSの徳武英介氏は「ずっと2歳から4歳まで一線級で休まず走っていて、大負けしていませんからね。血統もお兄さん(ミトーリ)がチャンピオンスプリンターですから。種付け料は200万円に設定する予定です。ダート3冠設立に向けてダートの市場も大きくなると思うので期待しています」とコメントした。

検疫がスムーズに終われば、来月の種牡馬展示会に登場する予定。