トップハンデ59キロを背負ったヴェルトライゼンデ(牡6、池江)が鮮やかに差し切り、昨年鳴尾記念に続く重賞2勝目を挙げた。道中は好位のインで追走。直線で馬場の真ん中から自慢の末脚を発揮した。短期免許で来日しているアイルランド出身の鞍上デヴィット・イーガン騎手(23)はJRA重賞初制覇。2着はキングオブドラゴン(牡6、矢作)。3着にはプラダリア(牡4、池添学)が入った。

イーガン騎手は開口一番「サンキュー、ありがとうございます」と日本語を交えて笑顔を振りまいた。続けて「このようなジャパンカップでも3着に入るような、日本でもトップクラスの馬に乗せていただいて感謝しています。オーナー、調教師さんにも感謝しています」と語った。

レースについては「理想的なポジションで競馬できました。抜け出すとソラを使うので、そこを注意していました。G1でも好走しているし、ガッツがある」と評価していた。

馬連(2)(10)は8410円、馬単(2)(10)は1万3440円、3連複(2)(10)(12)は1万7190円、3連単(2)(10)(12)は9万6330円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)