先週は注目馬がシルクロードSで1着、根岸Sで2着と好走しました。

◆きさらぎ賞 コンピ分析からの注目馬◆

ポイント1~4に合致 (4)レミージュ

ポイント2、3、5から (2)フリームファクシ

以上2頭


2月5日、中京競馬場で3歳重賞・きさらぎ賞(G3、芝2000メートル)が行われる。


コンピ分析【きさらぎ賞】

★ポイント(1)狙いたいのはこのゾーン!

過去5年、指数3~6位から馬券になる馬が出現している。

(上段:年 下段:馬券になった3~6位のコンピ順位と指数=着順)

18年

3位64=2着、4位56=1着、6位54=3着


19年

4位57=1着、6位49=2着


20年

3位63=2着


21年

3位64=3着


22年

3位68=1着


過去10年でも…。

13年 ※

4位62=3着、5位56=1着


14年

5位51=3着


15年

3位60=3着


16年

5位56=2着


17年

4位59=3着、6位55=1着


⇒60台~40台が混在する3~6位のゾーン。ここがきさらぎ賞の馬券の肝。実は過去10年どころではなく、2010年以降で3~6位は13年連続で1頭以上が馬券に絡んでいる。


★ポイント(2)リンクにかけろ!

前年馬券になった指数順位が翌年に出現している。

きさらぎ賞(左から年、1→2→3着の指数順位 「」の順位がリンク)

18年 「4位」→3位→「6位」

19年 「4位」→「6位」→「7位」

20年 「7位」→「3位」→「1位」

21年 2位→「1位」→「3位」

22年 「3位」→「1位」→9位


⇒今年は指数「1位」「3位」「9位」が候補。ちなみに09年から継続中です。


★ポイント(3)馬名のオカルト

過去5年、指数1~4位で馬名に小書き文字の入った馬が馬券絡み。

(1段目:年 2段目以降:対象の指数と馬名で馬券になった馬 「」が小書き文字=着順)

18年

3位グローリーヴ「ェ」イズ=2着

4位サトノフ「ェ」イバー=1着


19年

4位ダノンチ「ェ」イサー=1着


20年

1位アルジ「ャ」ンナ=3着

3位ストーンリ「ッ」ジ=2着


21年

3位ランドオブリバテ「ィ」=3着


22年

1位ダンテスヴ「ュ」ー=2着


⇒今年も指数1~4位に小書き文字の入った馬がいたら馬券に加えたい。オープンフ「ァ」イアなどが1~4位だったら狙ってみたい。


★ポイント(4)ただいま連動中!

きさらぎ賞と前年のステイヤーズSのコンピ順位が連動している。

(上段:左から年、ステイヤーズSの1→2→3着の指数順位 下段:翌年、きさらぎ賞の1→2→3着の指数順位 「」の順位が連動)

17年 ス 1位→2位→「3位」

18年 き 4位→「3位」→6位


18年 ス 1位→3位→「4位」 ※

19年 き 「4位」→6位→7位


19年 ス 5位→「3位」→12位

20年 き 7位→「3位」→1位


20年 ス 6位→9位→「1位」

21年 き 2位→「1位」→3位


21年 ス 5位→「3位」→7位

22年 き 「3位」→1位→9位


22年 ス 6位→5位→3位

23年 き ?


⇒今年のきさらぎ賞は指数「3位」「5位」「6位」が候補。ポイント1からも3、5、6位は確実に馬券に入れたい。ちなみに現在、12年ステイヤーズS、13年きさらぎ賞から、10回連続で連動中。

※18年ステイヤーズSはアルバート取り消し後の順位です。ご了承ください。


★ポイント(5)コンピの法則 指数1位と2位の間に“大断層”があれば…

指数1位と2位の指数差に注目。1位の指数から2位の指数を引いて、その差が「10」以上ある場合、1位か2位、または両方が馬券になっている。

1位と2位の間に大断層があるきさらぎ賞(上段:左から年、1位と2位の指数、指数差 下段:結果)

96年 1位90-2位68 指数差22

1位=1着、2位2着


98年 1位88-2位71 指数差17

1位=1着


99年 1位88-2位71 指数差17

1位=2着、2位=1着


02年 1位84-2位72 指数差12

2位=2着


03年 1位88-2位74 指数差14

1位=3着、2位=2着


04年 1位90-2位68 指数差22

1位=2着


07年 1位88-2位71 指数差17

2位=2着


09年 1位88-2位71 指数差17

1位=1着、2位=2着


10年 1位82-2位64 指数差18

1位=2着


12年 1位86-2位63 指数差23

1位=1着、2位=2着


16年 1位90-2位67 指数差23

1位=1着、2位=3着


17年 1位90-2位66 指数差24

1位=2着


20年 1位90-2位64 指数差26

1位=3着


⇒指数差が2~9なら「断層」、10以上なら「大断層」といい、極ウマプレミアムできさらぎ賞の「過去の重賞コンピ」がみられる96年以降、1、2位の間に大断層があるパターンはすべて1位か2位、または両方が馬券になっている。今年大断層があれば1、2位を狙いたい。


※「過去の重賞コンピ」で確認できる96年以降のきさらぎ賞は、京都芝1800メートルで施行。21、22年は中京2000メートルで開催。


※きさらぎ賞のコンピ注目馬は2月3日公開予定です。


【コンピ分析・細井厚志】