23日日曜の札幌競馬も晴天の空の下行われました。朝、宿泊先のホテルから競馬場へ行く道すがらは、同じ競馬場へ向かうであろう人たちと一緒でした。仕事でもプライベートでも競馬を楽しもうという気持ちは同じです。

メインのしらかばSはいい馬がそろっていましたね。僕の本命カルネアサーダは10着。予想を信じてくださった方、申し訳ございませんでした。

勝ち馬シュバルツカイザーは前走函館の3勝クラスのUHB杯を勝ち、今回も強い内容での差し切りでした。馬主のゴドルフィンは、土曜メインのTVh賞も勝っており、土日メイン勝利となりましたね。そしてシュバルツカイザーは15年エポワスがマークしたコースレコードを0秒1更新する1分7秒4で走破。土曜のエクセトラがレコードタイ。この2日間で短距離界がますます楽しみになりました。

同馬を1着に導いた池添謙一騎手は「ゲートを決めてくれて、ポジションも理想通りでした。直線で前が離れていたので、どれだけ詰めてくれるかと思っていましたが、最後はよく差し切ってくれました。レコードですからね」と話していました。レースを見守った大竹正博師は「洋芝が本当に合うんでしょうね。函館よりも時計を求められる舞台。以前札幌では勝ったことがあるし、やれるかなと思っていました」と振り返っていました。

最後になりますが、今週で北海道出張が終了します。来週からは井上力心（よしきよ）記者に担当が代わります。引き続きご愛顧のほどどうぞよろしくお願いいたします。函館からの3週間、お付き合いいただいた読者の皆さま、取材に対応していただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。感謝の意とともに、筆を置かせていただきます。【舟元祐二】