昨年の京成杯AHを制したファルコニア(牡6、高野)が、障害戦への転向を視野に入れて美浦の和田正一郎厩舎へ転厩することが決まった。所有する社台レースホースが15日、公式サイトで発表した。

前走のエルムSで14着に敗れた後は、北海道の社台ファームで調整され、この日に千葉県の北総ファームへ移動した。重賞制覇後は成績が振るわず、2走前からはダートにも挑戦したが結果が出なかった。障害転向を視野に入れて環境を変える意図もあり、転厩が決まったという。

和田正一郎厩舎は障害界の絶対王者オジュウチョウサンを手がけた実績があり、その手腕に期待が託された形だ。今週中にも転厩の手続きが行われる予定。