ディープインパクト産駒最終世代のオーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)が地元アイルランドで復活の勝利を飾った。ライアン・ムーア騎手(39)とのコンビでまずまずのスタートを切ると、内の2、3番手で折り合って進む。直線に向くと外から末脚を伸ばし、逃げていた昨年覇者ルクセンブルク(牡4)をかわした。3着はナシュワ(牝4)が入った。

オーギュストロダンは、フューチュリティトロフィー、英・愛ダービーに続くG1・4勝目。

前走キングジョージ6世&クイーンエリザベスSは最後の直線を迎える前に失速し、勝ち馬から127馬身差の最下位10着。まさかの大敗後だったが、あらためて実力を示した。

この日は、晴天で絶好の良馬場。父譲りの末脚が、見事にさく裂した。