引退競走馬が馬術競技馬として、セカンドキャリアに挑む姿を発信する「サラブレッドホースショー ザ・セカンドキャリア」が30日、大津市ラクエドラゴンホースパークで開催された。
開催2日目のこの日は、川田将雅騎手らJRA騎手8人が出場する馬術競技会に加え、スペシャルトークショーも行われた。
初めは武豊騎手と福原直英フリーアナウンサーの2人でトーク。雨のなか駆けつけた約1500人のファンを前に、武豊騎手は「この不良馬場のなか、みなさんお好きなんだなと」と笑いを誘い、軽快にスタートした。
その後はホットな話題が展開され、「皐月賞でロブチェンが勝ったじゃないですか。その時に松山弘平君に『俺がワールドプレミア(ロブチェンの父)で勝ったから、この馬がいるのかもしれない。だから、俺に感謝しなさい』と言いました」と裏話を披露。元騎手で元調教師だった父邦彦さんの名前が出た際には「(父は)天皇賞を勝ったことがなかったんです。それは受け継がれなくてよかったです」などと話し、会場を盛り上げた。
後半からは「ウマ娘」声優の3人が加わり、登壇者は5人に。亜咲花(エスポワールシチー役)には「ご無沙汰しています。勝たせられなくてすみません」。紫月杏朱彩(ブラストワンピース役)には「乗ったことはないですけど、一緒に競馬して。強かったですよ。意外と勝つんですよね」。嶋野花(ヴィクトワールピサ役)には「重賞も勝たせていただいて。お世話になりました。凱旋門賞は楽しかったですね」と、名馬3頭との思い出を交えながらあいさつした。
テーマが引退競走馬に移るとスイッチをチェンジ。「種牡馬、繁殖以外でもこうやって活躍できる場所があって。普段携わるのは現役、あるいは現役になる前の馬たちなのですが、こういう形でまた携われるのはうれしいですね」とうなずき、「他人事じゃないですから、僕にとっても。ありがたい施設です。引退後の馬たちのことも考えなきゃいけないと思っています」と考えを伝えた。
終盤は、今後のレースの話題に。先日、メイショウタバル(牡5、石橋)の凱旋門賞参戦視野が発表されており、福原アナウンサーが「凱旋門賞の武豊ジョッキーを見たいです」が振ると、武豊騎手は「見せます。みなさんの気持ちがすごい伝わったので頑張ります」と力強く答えた。
先週土曜には青葉賞(ゴーイントゥスカイ)を、日曜にはマイラーズC(アドマイヤズーム)を制覇し、勢い十分のレジェンド。今週は日曜にアドマイヤテラ(牡5、友道)と天皇賞・春に向かう。「今週も大きいレースが待っています。土曜日(京王杯SC)のヤブサメ(牡5、石橋)も楽しみにしていますし、4日連続重賞制覇というのを狙ってみたいと思います」と熱く語った。

