新潟記念で1番人気に支持され7着に敗れたサリエラ(牝4、国枝)が登録していた凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)の出走を見送る。所有するシルク・ホースクラブが15日、公式サイトで発表した。

ディープインパクト産駒の同馬は前走後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出され、現在は軽めのキャンターなどで調整している。

21年にデビューして6戦3勝。半兄に19年朝日杯FSの覇者サリオス、全姉に20年エリザベス女王杯と有馬記念でいずれも2着に入ったサラキアを持つ。

22年ローズS2着、23年目黒記念3着はあるが、3度目の重賞挑戦となった新潟記念で初めて馬券圏内を外し、初タイトルは持ち越しとなっている。