キーンランドC7着のキミワクイーン(牝4、奥村武)は、美浦ウッドで最終追い切りを行った。

2頭併せで前に馬を置いて、力強い脚取りでの追走。直線では抜群の手応えを残したままゴールした。充実した馬体が目立ち、追われてからもテンションの高ぶりは見せず、冷静さを終始維持していた。時計は6ハロン83秒5-11秒8。

奥村武師は「今日は遅くなり過ぎず、かつやり過ぎないという感じですね。この馬は冷静さがいいところ。人間に対して素直です。カイ食いも良くなってきて体つきもいい。函館SSでは新たな一面を見せてくれましたし、ああいう競馬ができれば、もっとやれる馬だと思っています」と評価した。