ナミュール(牝4、高野)は、坂路を単走で追われ4ハロン54秒6-11秒9をマーク。しまいは上々の伸びだった。高野師は「ここまで丁寧に進めてきました。人と馬の親和性を高め反応を明るく。やるごとに良くなってます。動きは十分で休み明けでも問題ないです」と高評価だった。

前走の安田記念は中2週での牡馬混合G1で16着。「厳しい舞台でしたし、スタートから位置を取れませんでした」と師は敗因を分析する。昨年のチューリップ賞以来、復権の重賞2勝目へ。「秋初戦としてはいい状態で臨めると思う」と態勢は整っている。