5番人気のヴィブラフォン(牝4、高木)が力強く押し切って重賞初勝利を挙げた。道中はすんなりと2番手につけた。3角で先頭に飛び出すと、直線に入って人気のユティタムのマークを振り切った。勝ちタイムは1分42秒9。

前走からコンビを組んでいる英国のH・ドイル騎手(27)は、日本では中央、地方通じて初の重賞勝ち。表彰台ではまずは日本語で「ありがとうございます」とにっこり。「このような場所で乗せていただいて光栄ですし、勝てて胸がいっぱいです。前走で乗って素直でスピードがあるのは分かっていました。今日もうまく乗ればチャンスがあると思っていました」と話した。