2023年度のJRA賞が9日、JRAから発表された。各部門の受賞馬、受賞者は以下の通り。
年度代表馬 イクイノックス
イクイノックスが今年も年度代表馬!父キタサンブラックと親子での2年連続は史上初
イクイノックス得票率99・3% 種付けは即満口、産駒にクラシック制覇の夢託す
最優秀2歳牡馬 ジャンタルマンタル
最優秀2歳牡馬は3戦3勝ジャンタルマンタル 春は皐月賞が大目標
最優秀2歳牝馬 アスコリピチェーノ
最優秀2歳牝馬は阪神JF勝ちアスコリピチェーノ、レガレイラと31票差の接戦制す
最優秀3歳牡馬 タスティエーラ
最優秀3歳牡馬はタスティエーラ さらなる飛躍へ堀師「課題に取り組んでいきたい」
最優秀3歳牝馬 リバティアイランド
最優秀4歳以上牡馬 イクイノックス
イクイノックス主戦ルメール騎手「私にとっては忘れられない馬」
イクイノックス、シルク米本代表「子どもたちでクラシック制覇を」
最優秀4歳以上牝馬 ソングライン
ソングライン2部門受賞 林師「記憶に残る馬としていつまでも覚えていただければ」
最優秀マイラー ソングライン
最優秀スプリンター ママコチャ
ソダシ全妹ママコチャが“初代”最優秀スプリンター、春は高松宮記念が大目標
最優秀ダートホース レモンポップ
最優秀ダートホースはレモンポップ 田中博師「南部杯の圧勝からタイトルを意識」
最優秀障害馬 マイネルグロン
最優秀障害馬マイネルグロン 青木師「シンプルにうれしい」春は中山GJが最大目標
特別賞 ウシュバテソーロ
得票数内訳
16年ぶりに全部門で満票ゼロ 有力視リバティアイランド、イクイノックスも届かず
▼選考過程 各部門の受賞馬は記者投票により決定される。23年度は有資格者295人による投票の結果、全部門の得票数1位馬が受賞決定の条件となる3分の1以上(99票)を得て、選出された。年度代表馬も293票のイクイノックスがあっさりと2年連続受賞を決めた。どの部門でも満票選出がなかったのは07年以来、16年ぶり。競走馬の特別賞受賞は20年クロノジェネシス以来、3年ぶり。
調教師部門
最多勝利 杉山晴紀(56勝)
最高勝率 木村哲也(20・9%)
最多賞金獲得 矢作芳人(27億3276万8100円)
優秀技術 木村哲也
※勝率、1馬房当たりの勝利度数・獲得賞金・出走回数の得点で決定
騎手部門
JRA最多勝利 ルメール(167勝)
JRA最高勝率 川田将雅(31・3%)
JRA最多賞金獲得 ルメール(59億9458万7000円)
MVJ 松山弘平(47ポイント)
最優秀障害 石神深一
最多勝利新人 田口貫太