横山武史騎手(25)が24日のサウジダービー(G3、ダート1600メートル、キングアブドゥルアジーズ競馬場)で実戦復帰する。

先週17日の東京で落馬負傷し、その後の騎乗を取りやめていたが、21日にはコンビを組むセットアップ(牡3、鹿戸)の追い切りに騎乗。元気な姿を見せていた。

22日朝は競馬場で取材に応じた。セットアップについては「デビュー前からダートが合うのではないかと思っていたし、(追い切りは)砂をつかめている走りでした。レースはやってみないと分かりませんが、順調にきていると思います。サウジは特殊なダートですけど、日本のダートもこなせそうでしたし、こちらのダートでも頑張ってほしいです。騎乗依頼をいただいたオーナーに感謝しています」と話した。

自身の落馬負傷については先日、コメントを発表しているが、改めて「自分の不注意でけががありましたけど、最小限のけがで済んだのは不幸中の幸いでした。騎乗する以上は万全の状態に仕上げたつもりですし、人馬ともに無事に、結果を出せるように頑張りたいと思います」と気を引き締めていた。