競馬を楽しむならラジオでしょ!
現地観戦、テレビ観戦、あるいはJRA公式サイトのレースライブなど、競馬を「見て」楽しむ方法はたくさんある。しかし、世の中には「聞いて」競馬を楽しむ方法もある。それがラジオ中継だ。耳で競馬を楽しむなんて邪道だと思っている方こそ、一度でいいから音だけの競馬を味わってほしい。
ちなみに私のおすすめは、ラジオNIKKEIの『中央競馬実況中継』という番組。全場の1Rから12Rまで網羅しているのでありがたい。学生時代には部活動の公式戦前のロッカールームで、決まってこの番組をチェックしていた。チームメートが音楽を聞いてリラックスしている隣で、競馬中継を聞いて集中力を高める。ロッカールームに響く「踏み切ってジャンプぅ」。これがラジオの妙味だ。
そして、番組の楽しみ方はこうだ。まずはまぶたをそっと閉じて。頭の中で各馬をゲートインさせ、スタートを静かに待つ。レースが始まると実況を聞きながら馬の位置関係を想像し、己の体内時計を使いながらペースを刻む。先頭がそのまま逃げ切るか。それとも人気の馬が追いこんでくるか。ゴール板が見えない、馬群が見えない、何も見えない状況。頼りになるのはアナウンサーの声だけ。レースは進み、いよいよゴール直前。今まで登場しなかった馬名が突然呼ばれ、優勝争いに名乗りをあげる。この瞬間がたまらない。映像だと「来るかっ来るかっ」とじわじわ他の馬をかわしていく様子が目に映るが、ラジオだと「いきなり来たー」という感じで、まさに音速で現れる。この瞬間、つり橋1往復する時と同じ量の手汗が出ること間違いなし。是非この感覚を味わってほしい。
ここからは気持ちを切り替えて、馬券の予想をしたい。ラジオNIKKEI賞は◎サトノシュトラーセで勝負だ。直近2走こそ馬券圏内を逃しているが、これは重馬場の毎日杯と2400メートルの青葉賞。今回は初の福島でのレースだが、ダービー馬ダノンデサイルやシンエンペラーなどの実力者がそろう中で3着を確保した京都2歳Sでの好走を評価し、56キロの斥量でも力を発揮してくれると期待する。単複(8)。馬連とワイド両方(8)-(1)(3)(12)で狙う。
◆シュンヤ 日刊スポーツを愛読する若き競馬予想家。12月9日、大阪生まれ大阪育ち。好きな馬はノームコア。就職試験でJRAの採用試験を受験するもあえなく撃沈し、現在は夜の仕事に励んでいる。好きなサッカー選手はリオネル・メッシ。尊敬する記者は高木一成記者(前東京本紙担当)。天皇賞・春からニッカンコムで予想を開始(初戦は外れ)。安田記念は◎ロマンチックウォリアーの勝利を確信も弱気な買い方でトリガミ。宝塚記念は◎ディープボンド。競馬力を磨く日々は続く。

